イリイリの木は、さざめく波の音を聞くのが大好きでした。
遠くに砕ける外洋の荒波の音も好きでした。
雨や風が自分の葉を奏でていくのも大好きでした。


そして、この湾は
大海原を渡ってきた海鳥や海がめの大切な休憩場所になっていたので、
彼らの話を聞くのも大好きでした。





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