イリイリの木は自分がイリイリの木であることを誇りに思っていました。 でも、自分で旅をすることはできませんでしたら、 みんなの話を聞き終わったときにはいつも、 「ああ、なんだか風になって旅をしたようで嬉しいよ、ありがとう」と、 つぶやきました。 イリイリの木はいつでも、どんなお話でも、 たいそう喜んで聞いてくれるので、 みんなも彼に旅の話をするのが大好きでした。
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