それからイリイリの木は、 変わりやすい島の天気も大好きでした。 湾をぎっしりと銀色に染めるスコール、 雨上がりに空を結ぶ虹、 怒り狂ったような青暗い嵐でさえも、 色とりどりの宝石のように美しいと思っていました。 そして横に延びた豊かな枝と、 日に透けるエメラルド色の葉を抱えたイリイリの木は、 湾に輝く宝石のように美しい姿をしていました。
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