湾のほとりに佇むイリイリの木の話は有名だったので、
みんながショックを受けました。

若い海がめは大慌てでその場を去りました。
…話の続きを聞きたくはありませんでした。


そして、ふるさとの湾を目指して全速力で泳ぎました。
信じられない。
信じたくない。
何かの間違いに違いない。
イリイリの木に会いたい、早く、会いたい。




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